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漫画「はじめの一歩」30周年記念トーナメント開催 森川ジョージ氏「ガツガツした選手」に期待

[ 2019年4月26日 16:37 ]

はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメントの開催を発表したDANGANの古沢代表(左)と作者でJBスポーツジムの森川会長
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 ボクシングの興行会社DANGANは26日、東京・足立区のJBスポーツジムで会見し、「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント」の開催を発表した。

 12日に発表された「山中慎介バンタム級トーナメント(仮)」に続くA級トーナメントの第2弾。1989年から週刊少年マガジンで連載され、週刊誌の長期連載ランキングで4位、累計発行部数9400万部を超えるボクシング漫画「はじめの一歩」連載30周年を記念し、主人公・幕之内一歩が主戦場とするフェザー級で実施する。

 優勝賞金は100万円。8選手によるトーナメント戦で予選を8月27日、準決勝を11月19日、決勝を2月に予定している。参加資格は国内ジムに所属するA級ボクサーで、タイトル保持者の参加も可能。原則として予選は6ラウンド、準決勝、決勝は8ラウンドだが、タイトル戦としての条件が整った場合にはタイトルマッチラウンドに合わせる。

 DANGANの古澤将太代表は「『はじめの一歩』の冠を付けることで多くの人に広く知ってもらい、ボクシング界を盛り上げたい」と趣旨を説明。会見には「はじめの一歩」の作者でJBスポーツジムの森川ジョージ会長も出席し、「ガツガツした選手に出てきてほしい。もらえるお金の分はお客さんを楽しませる気概のある選手」と要望。一歩=KOのイメージがあるだけに「KOの多いトーナメントになれば」と期待した。

 参加申し込みの締め切りは6月10日。申し込み多数の場合はランキングや戦績、KO率、勝率、アマチュア戦績を考慮して選考し、6月中旬の組み合わせ発表を予定している。

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2019年4月26日のニュース