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小原 2度目世界挑戦ならず 判定負けに「壁厚かった」

[ 2019年4月1日 05:30 ]

IBF世界ウエルター級指名挑戦者決定戦12回戦   ●同級5位・小原佳太 判定 同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(ウズベキスタン)〇 ( 2019年3月30日    米フィラデルフィア2300アリーナ )

左ストレートを顔面に浴びる小原(撮影・田中哲也通信員)
Photo By スポニチ

 2度目の世界挑戦を目指した小原だが、110―118、111―117、113―115と大差の判定負け。「相手のボクシングのうまさにかなわなかった」と完敗を認めるしかなかった。

 アマ実績豊富なアブドカクロフに序盤から主導権を握られ、10回にはロープ際に追い込まれて連打を浴びる場面も。何とかしのいで11、12回に反撃に転じたが、届かなかった。映画「ロッキー」の舞台フィラデルフィアで夢破れた小原は試合後、自身のSNSに「ロッキーのようなガッツが出せなかったのも敗因。世界の壁は厚かった」とつづった。

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2019年4月1日のニュース