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井岡 6月、国内で4階級制覇再挑戦へ「成長した姿見せる」

[ 2019年3月28日 05:30 ]

国内ライセンスを再取得することを発表した井岡=手前(撮影・篠原岳夫)
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 昨夏の現役復帰後、海外を拠点に活動してきた井岡一翔(30)が6月に国内で4階級制覇に再挑戦する可能性が高まった。井岡は27日、都内で会見し、Reason大貴ジムに所属し、国内ライセンスを再取得することを発表。現在は日本ボクシングコミッション(JBC)の発給待ちだが、同ジムの瀬端幸男会長は国内復帰戦について「6月ぐらいに東京でやる予定で動いている」と明かした。

 井岡は昨年大みそかにマカオでWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨み、ドニー・ニエテス(フィリピン)に判定負け。そのニエテスが返上して空位となった王座を懸けて同級1位パリクテ(フィリピン)と2位の井岡が対戦することになる。WBOからの正式指令はまだだが、瀬端会長は「そういう方向で話をしている」と認めた。

 国内復帰について井岡は父・一法氏も「理解してくれている」と話した。「日本のリングに立てるのはうれしい。海外を経験して成長した姿を見せ、4階級制覇の野望を果たしたい」と意気込んだ。

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