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佐伯霞 4戦目で世界初挑戦!奪取成功なら“国内最速記録”

[ 2019年3月28日 14:27 ]

プロ4戦目で世界初挑戦が決まった佐伯霞(右)と、挑戦者決定戦が決まった多田悦子
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 女子プロボクシングのWBOアジア太平洋ミニマム級王者の佐伯霞(22=真正)が、4月27日(エディオンアリーナ大阪第2)にエリザベス・ロペス(メキシコ)とWBO世界同級王座決定戦を行う。所属ジムが神戸市内で28日、発表した。佐伯は4戦目で世界初挑戦となった。

 「世界チャンピオンになるためにプロになった」とベルト奪取を誓った。ポイントとしては「距離感」を挙げた。

 日本で女子プロボクシングがJBCに公認されたのは08年。プロ4戦目で世界奪取に成功すれば、08年にWBC世界ライトフライ級暫定王座をプロ通算4戦目で獲得した富樫直美と並び、事実上の国内最速記録。富樫は公認前の07年に海外でプロデビューしており、通算4試合目だった。

 小関桃がJBC公認3試合目でWBC世界女子アトム級王座を獲得した例はあるが、女子の国内公認前に海外でプロとして数試合、リングに上がっている。

 また、ミニマム級の多田悦子(37=同)が、WBOアジア太平洋王座を返上し、佐伯の世界戦のセミファイナルでWBO同級ミニマム級挑戦者決定戦を行うことも発表された。多田はこれまでIBF、WBC、WBAの同級王座を獲得。この試合で挑戦権を得て、国内女子初の主要4団体制覇を目指す。

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2019年3月28日のニュース