木村翔 半年ぶり再起戦で成長見せる!「熱い試合でKOを」

[ 2019年3月14日 16:10 ]

再起戦に向けて公開練習を行った木村翔(右)は有吉会長とミット打ちに汗を流す
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 ボクシングの前WBOフライ級王者・木村翔(30=青木)が14日、東京・高田馬場の青木ジムで再起戦へ向けての公開練習を行った。木村は30日に中国・上海で2度の世界挑戦経験があるウィチャー・プライカオ(37=タイ)と空位の東洋太平洋同級シルバー王座をかけて対戦する。

 この日はシャドーの後、有吉会長を相手に1ラウンド3分30秒を試合に合わせて10ラウンド、40秒のインターバルで行い、たっぷりと汗を流した。約半年ぶりの試合となるが、「2カ月休んでスタミナの部分を戻すのは大変だったけど、やると決めて、しっかり毎朝走って、しっかり練習してきた。コンディションはすごくいい」と手応え。「木村翔らしい熱い試合を見せてKOで勝ちたい」と意気込んだ。

 昨年9月に田中恒成(23=畑中)に敗れて王座陥落。再起するにあたって自分のボクシングを見直し、防御と攻撃のつなぎなど新たな課題に取り組んできた。有吉会長は「まだ出来ることと出来ないことがあるけど、パンチの角度、軌道を変えることには手応えがある」と成長を認めた。

 今回の試合ではアディダス社製のカスタマイズ・グローブが提供されることも決定。すでに米国ではトップ選手はもちろん一般向けに受注販売しているが、日本では木村が第1号。一般向けは色やモデルなどを選択するだけが、トップ選手用は要望に応じて大きさや形、硬さも変えられるなどオーダーメイドに近い。木村も「握りやすいし、倒せそうなグローブ」と話しており、頼れる武器になりそうだ。

 16日には、木村から王座を奪った田中と元WBA&IBF世界ライトフライ級王者・田口良一(32=ワタナベ)が対戦するWBO世界フライ級タイトルマッチのテレビ中継のゲスト解説を務める。田中はタイトルを争った相手、田口は年齢が近く王座陥落した境遇が同じ。「面白い試合になると思う。6:4でチャンピオンが有利かな」と予想しつつ「どちらにも“思い”はあるけど、感情移入せず冷静に解説したい。素晴らしい試合をして欲しい」とエールを送り、「自分もまた世界戦のリングに上がりたいし、いい刺激をもらえたら」と話した。

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