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井岡弘樹氏「世界戦を13回も…」 津田博明さん十三回忌で恩人を偲ぶ

[ 2019年2月2日 16:37 ]

グリーンツダ初代会長、津田博明氏の13回忌に、元世界2階級制覇王者の井岡弘樹氏(中央左)らOBと現役選手が集まり、故人を偲んだ
Photo By スポニチ

 多くのチャンピオンを輩出している関西ボクシング界の名門、グリーンツダジム初代会長、津田博明さんの十三回忌法要が2日、大阪市内の同ジムで行われた。

 式典にはセツ子夫人ら遺族や、本石昌也現会長ら現役のジム関係者が参列。同ジム初の世界チャンピオンになった元世界2階級制覇王者の井岡弘樹氏や、元WBC世界スーパーフライ級王者の徳山昌守氏ら、ジムゆかりの元ボクサーも多数駆けつけた。

 井岡氏は「13回も世界戦をさせてもらったことが一番の思い出。中学生で入門して寮に無料で住み込ませてもらった。親と同じくらい、お世話になりました」と故人の遺徳を懐かしんだ。

 4代目になる本石会長は「ツダ会長から“頑張ったな”と言ってもらえるようにやっていきたい。2年後には世界王者を」と決意を新たにした。

 津田博明さんは1980年にグリーンツダジムを創設。赤井英和氏らの人気ボクサーを育て、井岡氏、山口圭司ら世界王者も輩出した。1998年に脳梗塞で倒れ、2007年2月5日に死去した。

 現在はウエルター級の矢田良太、スーパーフライ級に奥本貴之と、2人の日本王者が所属している。

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2019年2月2日のニュース