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【新日本】KUSHIDA、所属ラストマッチも棚橋に敗戦…最後は「行ってきます!」

[ 2019年1月30日 00:05 ]

新日本プロレス   ○棚橋弘至―KUSHIDA● ( 2019年1月29日    東京・後楽園ホール )

KUSHIDA
Photo By スポニチ

 新日本プロレスを1月末で退団するKUSHIDAが所属ラストマッチとして棚橋弘至と対戦。20分を超える激闘だったが、KUSHIDAは敗れて所属ラストマッチを勝利で飾ることはできなかった。

 KUSHIDAは、2011年に新日本プロレスに所属してから唯一対戦することがなかった棚橋と最後に対戦したいという希望から今回のシングルマッチが組まれた。KUSHIDAの入場時には、後楽園ホールが大KUSHIDAコールとKUSHIDAの応援ボード一色に染まった。

 試合のゴングが鳴り、序盤から10分を過ぎてもロープワークが一切ないグラウンドやレスリングの攻防が続いた。その後も両者ともダメージを与え合った。15分過ぎから徐々に棚橋はパワー差を活かし始め、KUSHIDAが仕掛けた必殺のバックトゥザフューチャーをツイストアンドシャウトで切り返し、続けてスリングブレイドを決めてトップロープからハイフライアタックからハイフライフローを狙うもKUSHIDAが剣山。

 そこからKUSHIDAはバックトゥザフューチャーを決めるがカウント2。その後エレファントキックからホバーボードロックを狙うが棚橋も耐える。棚橋は、強引にバックを取ってダルマ式ジャーマンスープレックスを決めるがカウント2で返される。最後は、テキサスクローバーホールドで絞り上げるとKUSHIDAがギブアップ。

 試合後、棚橋の保持するIWGPヘビー級に挑戦が決まっているジェイ・ホワイトが乱入。棚橋を痛みつけてそれまでの会場の雰囲気を壊した。ジェイがリングを去ると、棚橋とKUSHIDAは、リング下で抱擁して棚橋はバックステージに去った

 リングに残ったKUSHIDAは、棚橋に感謝の言葉を言った後「8年間の出来事や巡業バスのこと色んな風景やお客さんのことを忘れません。これを最高のお守りとして旅して来ます。今までありがとうございました」とファンへ挨拶して最後に「行ってきます!」とファンに宣言して大会を締めた。

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2019年1月30日のニュース