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竹迫、初防衛戦に意気込む「世界へのステップアップ」 前日計量一発パス

[ 2018年11月2日 15:30 ]

<日本ミドル級タイトルマッチ>前日計量を一発パスした王者・竹迫(左)と挑戦者の佐々木
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 プロボクシングの日本ミドル級タイトルマッチ10回戦(3日、後楽園ホール)の前日計量が2日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・竹迫司登(27=ワールドスポーツ)はリミットより100グラム軽い72.4キロ、挑戦者で同級3位・佐々木左之介(31=ワタナベ)リミットの72.5キロで、ともに一発でパスした。

 3月にタイトルを獲得した竹迫は挑戦者が見つからず、6月のタイ人選手とのノンタイトル戦をはさんで今回が初防衛戦。デビューから9戦連続KO勝ちしており、「世界へのステップアップになる試合。倒すまでの組み立てをしっかり、迫力ある倒し方ができれば」と意気込んだ。

 一方、元王者でもある佐々木は今回が5年9カ月ぶりのタイトルマッチ。4年前に交通事故で左足を骨折し、「ロードワークができない状態では体が作れず、4回ぐらい辞めようと思った」というドン底から這い上がってきた。昨年3月に長女が誕生後、初の試合だった2月の成田永生(八王子中屋)戦で3回TKO勝ちし、自身の連敗を5で止めた。「僕は僕のために試合をやりたい。でも、会長やトレーナー、マネジャーのためにケガをせずに帰ろうと思うし、娘のために勝ちたい」と誓った。自ら「ブラインドタイガー」と命名した必殺技を用意しており、番狂わせを狙う。

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2018年11月2日のニュース