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ワイルダー テレビ局マスコットへ強烈パンチ 顎骨折の報道も局側は否定

[ 2018年10月15日 14:52 ]

デオンテイ・ワイルダー (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(32=米国)が13日、自身のインスタグラムでテレビ番組に出演した際にマスコットにパンチを入れ、中に入っていた人間を負傷させたことについて謝罪した。

 ワイルダーは米国のロサンゼルスで12月1日(日本時間2日)にタイソン・フューリー(30=英国)との防衛戦を予定。このフューリー戦のプロモーションも兼ね、ワイルダーはESPNのスペイン語放送、「ESPNナシオン」の番組に出演したが、その中で同局のマスコットにパンチを入れることになった。

 マスコットは「さあ、来い」とばかりにパンチを受ける気満々。だが、ワイルダーの手加減なしの右ストレートが顔面を捉え、後方へと勢いよく倒れた。番組の司会者は倒れたマスコットに笑顔で10カウント。フューリー戦の宣伝として悪くはなかったが、ワイルダーのパンチでマスコットに入っていた人間が顎を骨折したとの報道が流れた。

 ただ、ESPN側はこの報道を否定。マスコットの中の人間にケガはなかったとしているが、ワイルダーはインスタグラムで次のように謝罪している。「マスコットに人が入っているとは知らなかった。自分のパンチで負傷したという報道が事実なら、マスコットの中に入っていた方に心からお詫びしたい。12月1日のフューリー戦にぜひ招待したいとも思っている」。

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2018年10月15日のニュース