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“拳四朗スマイル”から表情一変 メリンドの言葉に「それはない。それは間違っている」

[ 2018年10月4日 15:50 ]

<WBCライトフライ級>予備検診でポーズをとる拳四朗(右)とメリンド(撮影・西海健太郎)
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 ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(7日、横浜アリーナ)の予備検診が4日、都内のホテルで行われ、王者・拳四朗(26=BMB)、挑戦者で同級5位のミラン・メリンド(30=フィリピン)ともに異常なしと診断された。

 拳四朗にとっては4度目の防衛戦。公式行事にも慣れ、いつもの“拳四朗スマイル”を浮かべ、メリンドの印象を「写真で見ていた通りの感じ。見た目はそう(強面)だけど、優しそう」と話した。だが、挑戦者が前日3日の公開練習で「距離を取ることに関しては自分が優位」と話していたと聞かされると、表情が一変。即座に「それはないと思う。それは間違っている」と珍しく語気を強めて反論した。

 リーチは拳四朗の1メートル64で、1メートル65のメリンドより1センチ短かったが、誤差の範囲。拳四朗自身が試合のポイントに“距離”を挙げており、そこで負ける訳にいかない。減量もこれまでになく順調。「7日は絶対に勝って、絶対にKOで勝って本当に強いところを見せたい」と意気込んだ。

 一方のメリンドは拳四朗との初対面に「会えてうれしかったです」と話し、身長が1メートル57・5で、拳四朗の1メートル64・5を7センチ下回ったことについては「彼より背の高い選手と戦ってきているので心配していない」と淡々と話した。

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2018年10月4日のニュース