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魔裟斗“盟友”KIDさんの死悼む「大事な仲間が逝ってしまった」

[ 2018年9月18日 17:22 ]

2015年12月31日の対戦後、健闘を称え合う山本“KID”徳郁(左)と魔裟斗
Photo By スポニチ

 総合格闘家の山本“KID”徳郁さんが18日、死去した。41歳。KIDさんが率いた「KRAZY BEE・スポーツジムYSA」の公式ツイッターが報告した。かつて名勝負を繰り広げた元K―1MAX世界王者の魔裟斗(39)が同日、自身のインスタグラムを更新。“盟友”の死を悼んだ。

 KIDさんと魔裟斗は2004年の大みそかに初対戦し、ダウンを奪い合う激戦の末に魔裟斗が判定勝ちを収めた。それから11年後の15年大みそかには魔裟斗が一夜限りで現役復帰し、KIDさんと対峙。再び魔裟斗が判定勝ちし、試合後はKIDさんが「また10年後」と“再戦”を希望していた。

 魔裟斗は15年大みそかの対戦後に健闘を称え合う写真や、KIDさんが試合前に精神統一する写真4枚を添えて「先ほどKIDの悲報を知りました 2004年大晦日に対戦して以来 格闘技界を一緒に盛り上げてきた大事な仲間が逝ってしまった」と悲しみのコメント。

 続けて「公園で偶然会った時にはリングとは違う優しい顔でお子さんと遊んでいた姿が印象的でした 2015年に対戦した時には試合終了後に『また10年後に!』と言っていたのにとても残念です 心よりご冥福をお祈りいたします」と思いをつづった。

 魔裟斗は8月下旬にKIDさんが、がん闘病中であることを公表した時にも「2015年に対戦した際の画像をアップし、「どんな相手にも小さな身体で立ち向かっていったファイティングスピリットで今回も勝つことを祈っています 負けるな! 魔裟斗」とエールを送っていた。

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