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騒然!ゴロフキンVSカネロ前日計量で一触即発 「ピエロ」「俺の勝ち」と舌戦

[ 2018年9月15日 10:46 ]

前日計量で顔を合わせたアルバレス(左)とゴロフキン(AP)
Photo By AP

 ボクシングのWBAスーパー&WBC世界ミドル級タイトルマッチの前日計量が14日(日本時間15日)、試合会場の米ネバダ州ラスベガス、T―モバイル・アリーナで行われ、統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)はリミットより100グラム軽い72・4キロ、元WBC同級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(28=メキシコ)は200グラムアンダーの72・3キロでパスした。

 計量後、選手同士が顔を突き合わせる「フェースオフ」となった際、カネロがゴロフキンに額をぶつけるほどの勢いで詰め寄り、ゴロフキンも一歩も引かなかったため一触即発の状態に。計量会場に詰めかけた数千人のファンが騒然となる中、両陣営のスタッフが間に割って入り、乱闘を免れた。ゴロフキンは直後の舞台上のインタビューで「あいつはピエロみたいだった。芸人だよ。真の男じゃないね」と批判。カネロも「計量では俺の勝ちだな。明日の試合も俺が勝つぜ」とやり返した。

 ミドル級の頂点を争う2人は昨年9月の対戦で、議論を呼ぶ採点も含む三者三様の判定で引き分け。今年5月に一度は再戦が決まったものの、カネロのドーピング違反で延期となり、ゴロフキンが批判を展開してから関係が悪化していた。再戦発表の記者会見も別々に行い、2人が7カ月ぶりに同席した12日の最終記者会見でも「ファースオフ」が行われないほどピリピリムードが漂っていた。

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2018年9月15日のニュース