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米でのニックネームはサムライ・イオカ!? 1年半ぶり復帰戦へ“完璧”仕上がり

[ 2018年9月6日 10:21 ]

公開練習後、米国メディアのインタビューに応える井岡一翔(左)
Photo By スポニチ

 米国でのニックネームが決まった!?軽量級のトップ選手による興行「SUPERFLY3」(8日、米カリフォルニア州イングルウッド)で約1年半ぶりに現役復帰する元3階級制覇王者の井岡一翔(29=SANKYO)が5日、ロサンゼルス近郊のサンタモニカで練習を公開した。

 地元米国メディアのインタビューには、復帰を決めるまでの体の維持について「トレーニングしないという選択肢はなかった。侍が(使わなくも)刀を研ぐように」と例えた。メディアも「サムライ・イオカね!」と納得し、入場後の選手紹介で使うニックネームの候補に急浮上した。

 4階級制覇を目指してスーパーフライ級に階級を上げての復帰戦。相手は世界戦の経験もあるアローヨ(プエルトリコ)だ。いきなりの強敵に、井岡はミニマム級で初めて世界王者になったときのトレーナー、イスマエル・サラス氏と再びコンビを結成した。

 土台を作ってくれた恩師の1人でもあり「久しぶり組ませてもらってうれしかった」と表情を緩ませ、現地メディアにも「ノー・サラス、ノー・イオカ」(サラスなしで、井岡なし」と厚い信頼を寄せた。

 サラス氏も復帰戦に向け、「完璧にやってきた。KOでも判定でもいい。勝つことにこだわる」と自信を見せた。

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2018年9月6日のニュース