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米で王座奪取の伊藤雅雪が祝勝会、気引き締め「戦いが始まるのはこれから」

[ 2018年8月26日 18:33 ]

祝勝会前に取材に応じた伊藤雅雪
Photo By スポニチ

 37年ぶりに米国で王座を奪取したボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)の祝勝会が26日、東京・江東区のホテルイースト21東京で行われた。伊藤は祝勝会前に取材に応じ、「戦いが始まるのはこれから。(王座獲得は)スタートだと思っている」と表情を引き締めた。

 先月28日(日本時間29日)の王座決定戦ではクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)に判定勝ち。そのディアスから帰国後すぐにSNSを通じて「友だちリクエスト」があり、メッセージをやり取り。「ディアスは本当にナイスガイ。僕の方がどん欲だった。いいヤツ過ぎます」と話した。自身のインスタグラムには海外からのコメントも殺到。「最初は翻訳したりしていたけど、数が多くて大変で…スタンプだけ返してます」と笑いながらも「海外でやった意味があった」と振り返った。

 次戦については未定だが、今後も米国でのトレーニングは続ける予定で、9月から英会話を習い始めることも明かした。2カ月で30回通える短期集中コースで「どこに行ってもしゃべれるようになりたい。“本物”を目指します」と誓った。

 帰国後は関係者との食事会などが続き、祝勝会も大阪や福岡などでも予定されるなど大忙し。それでもロードワークは続けており、来月上旬には本格的な練習を再開する予定だ。

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2018年8月26日のニュース