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大竹秀典 王者ドグボーに1回TKO負け 国内最年長での世界王座獲得ならず

[ 2018年8月26日 12:07 ]

大竹秀典
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は25日(日本時間26日)、米アリゾナ州グレンデールで行われ、2度目の世界挑戦となった同級6位の大竹秀典(37=金子)は王者アイザック・ドグボー(23=ガーナ)に1回2分18秒TKO負け。国内最年長記録となる37歳1カ月での世界王座獲得はならなかった。大竹は37戦31勝(14KO)3敗3分け、暫定王座を含めると2度目の防衛に成功したドグボーはプロデビューから20連勝(14KO)。

 試合開始と同時に頭をつけての打ち合いとなったが、アッパーを浴びてガードが下がった大竹は1分過ぎに左のショートフックを浴びてダウン。カウント8で再開後も前に出たものの、右フックで手をつく2度目のダウンを喫した。ここも立ち上がった大竹は既にフラフラで、左右フックの連打を受けた時点でレフェリーが試合をストップした。

 福島県郡山市出身の大竹は05年12月プロデビュー。12年8月に日本スーパーバンタム級王座を獲得して4度防衛し、14年9月には当時のWBA同級王者スコット・クイッグ(英国)に敵地で挑んだが、0―3で判定負け。再起後は9連勝を飾り、17年3月に東洋太平洋同級王座を獲得して3度の防衛に成功していた。

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2018年8月26日のニュース