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日本連盟“山根色”を一掃 パンフレットにも名前なし 山根氏は開会式に姿見せず

[ 2018年8月18日 11:59 ]

日本ボクシング連盟元会長の山根明氏
Photo By スポニチ

 日本ボクシング連盟の不正経理や不正判定の疑惑が告発されて山根明会長(78)が辞任以降、初の同連盟主催試合となる「全日本アンダージュニア(UJ)王座決定戦」が18日、エディオンアリーナ大阪(大阪市)第2競技場で始まった。

 午前中は計量や開会式などがあり、すべてのボクシング連盟から身を引くことを表明している山根明前会長の姿は開会式になかった。連盟上層部からは吉森照夫専務理事、森正耕太郎会長代行らが出席。あいさつは森正氏が行い、「対戦相手に感謝を」などと述べ、一連の騒動には触れなかった。

 パンフレットから“山根色”は一掃されたようで、どこにも「山根明」の名前はなかった。

 山根前会長は同連盟の会長と理事だけではなく、関西ボクシング連盟と奈良県ボクシング連盟の役員・会員を辞任することが公式ホームページ上で発表されている。

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