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挑戦者・河村真吾、ダイヤより硬い意思で貫く「倒すことしか考えていない」

[ 2018年8月16日 14:50 ]

東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(左)と挑戦者の河村真吾
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦(17日、後楽園ホール)の前日計量が16日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、3度目の防衛を目指す王者・清水聡(32=大橋)、挑戦者の同級10位・河村真吾(28=堺東ミツキ)はともにリミットの57・1キロで一発パスした。

 20戦15勝(8KO)4敗1分けの河村は、JBC公認タイトル初挑戦。「楽しみで、うれしい。相手は強いので、いつもよりずっとワクワクしていた」と明かした。五輪銅メダリストの清水に対し、自身はアマ経験ゼロ。清水を「とにかく強い。対策を練ったところでその上を来る。(清水には)接近戦と言われるけど、みんな倒されているので、何でもできると思う」と分析した上で「やってきたことを信じて出せれば。気持ちだけは負けていないと思う。清水さんは“ダイヤモンドレフト”なので、ダイヤより硬い意思で貫いていく」と意気込んだ。

 後楽園ホールでの試合は13年に全日本新人王に輝いて以来2度目。「いい思い出しかない。今回は大橋ジム対関西という感じだし」とアウェー感はないと言う。「挑戦者なので前半から仕掛けたい。清水さんも引かないだろうし、たぶん打ち合いになると思う。倒すことしか考えていない。12ラウンドを戦うスタミンはつけてないです」と前半勝負を予告した。

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2018年8月16日のニュース