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八重樫東 自分らしく「泥臭く」勝つ! 現役復帰した井岡との対戦にも意欲

[ 2018年8月16日 14:39 ]

前日計量を終え、にらみ合う八重樫(左)と向井
Photo By スポニチ

 ボクシングの元3階級制覇王者・八重樫東(35=大橋)が17日、東京・後楽園ホールでスーパーフライ級転向2戦目のノンタイトル10回戦に臨む。

 16日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量はスーパーフライ級のリミットを200グラム下回る51・9キロでパス。相手は2度の世界挑戦経験がある元WBOアジア・パシフィック同級王者の向井寛史(32=六島)。「ふたを開けてみないと分からないが、凄く面白い試合になると思う。楽しみにしている部分もあれば、不安もある。しっかり勝ちにいきたいと思う」と抱負を述べた。

 岩手県出身で暑さは苦手。今夏の酷暑の中、コンディションづくり、相手対策、自分のボクシングの追求を並行して進め「自分の体に正直に、やれない時は(練習を)やめる」調整をしてきたという。戦い方については「試したいことはとりあえず置いてきた。勝ちにいきます。泥臭い勝ち方?どうやっても僕は泥臭くなるじゃないですか」と話して笑いを誘った。

 かつてミニマム級で世界王座統一戦を戦った元3階級制覇王者・井岡一翔(29)が、くしくも自身と同じスーパーフライ級で現役復帰。「みんな戻ってくると思っていた。スーパーフライ級が面白くなるのでは」と話し、「タイミングが合えば交わることもあるだろうし、今はやるべきことをしっかりやるだけ」と語った。

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2018年8月16日のニュース