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日本ボクシング連盟 山根氏への取材の自粛を求める

[ 2018年8月13日 22:58 ]

山根明氏
Photo By スポニチ

 日本ボクシング連盟は13日、公式ホームページ上に「マスコミ各位へ」と題した文章をアップし、マスコミに取材の自粛を求めた。

 それによると、8月18日にエディオンアリーナ大阪で「第5回全日本UJ王座決定戦」が開催されることに触れ、次のように報道姿勢に対して懸念を投げかけた。

 「マスコミの多くは山根元会長の辞任に関連し、日本連盟理事及び関西ボクシング連盟理事にも色々と取材攻勢をかけ、取材要求をしています。国民に対し、情報提供するというマスコミの意味は、理解はしていますが、このことによりUJ大会に参加する選手達が上記取材の状況に動揺し、競技に集中できなくなることが大変心配です。

 つきましては上記UJ大会期間中は大会会場において、日本連盟や関西連盟の理事らに対する取材は厳に控えるよう要求します」

 さらに、山根元会長への取材についても言及。

 「他方、山根元会長は責任を取り一線から身を引いているのにもかかわらず、同人に対し、幾多の質問や追及がなされるため、時には、山根元会長の全く個人的なことに関する言動が大きく取り上げられ、又は将来の第三者委員会の検討事項に対し、支障をきたすような間違った言動もあります。間違った言動は、ボクシング連盟そのものへのマイナス評価につながり、そのことは再興する会の目的とする趣旨にも反すると考えます。

 つきましては、山根元会長についても同人の年齢や判断能力、疲労のこともご考慮の上、これ以上のマスコミ取材は控えられるよう、要請します」

 山根元会長の夫人によると、同氏は体調を崩して病院で医師の指示により静養している。

 同連盟は山根元会長が「全日本UJ王座決定戦」に来場するかどうかには、触れていない。

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2018年8月13日のニュース