木村、幸せの黄色いガウンでＶ２必ず　ベルト死守へ自信あり

ＷＢＯ世界フライ級タイトルマッチ   （王者）木村翔《１２回戦》（同級４位）フローイラン・サルダール （ 2018年7月27日    中国・青島市青島体育センター国信体育館 ）

前日計量をクリアし、ポーズをとる王者・木村翔（左から２人）と挑戦者フローイラン・サルダール
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　前日計量が２６日に中国・青島で行われ、王者・木村はリミットを２００グラム下回る５０・６キロ、挑戦者サルダールは５０・４キロでパス。木村は「調子はいい。明日はいい試合になると思う」と自信をのぞかせた。

　世界３戦目にしてウエアなどをメーカーから提供を受けた。木村がこだわったのは色。ガウンとトランクスは黄色に黒の縁取り、逆にシューズは黒に黄色のライン、かかと部分には黄色で「雑草」の文字の刺しゅうを入れた。風水では金運アップの色とされる黄色は「喜色」と書いて幸せを育む色ともされる。木村は昨年７月、初の世界戦で黄色を基調としたトランクスでタイトル奪取。以来「ラッキーカラー」として普段から黄色の用具を愛用し、記者会見にもスーツに黄色の革靴で登場した。「最後は気持ちの勝負」という一戦。全身黄色のコーディネートでベルトを死守する。