内山　進退慎重に検討「近いうちには決めようと」

新井薬師で豆まきに参加した内山高志
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　ボクシングの前ＷＢＡ世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志（３７＝ワタナベ）が東京・新井薬師で豆まきに参加し、進退について「まだ決めていないけど、近いうちには決めようと思っている」と話した。

　昨年末にスーパー王者コラレス（パナマ）との再戦に判定負けし、王座復帰に失敗。「物凄くやりたい、もう一回世界王者に返り咲きたいという気持ちがないと。とりあえずやろうというのは駄目」と現役続行に高いハードルを課し、「引退を発表して数カ月後に復帰とかは嫌」と慎重に検討している現状を明かした。

　１月上旬からロードワークやジムワークを再開も「やろうと思った時に体力が落ちていたらもったいないので。本腰を入れた練習じゃない」と説明。３月２日にはＷＢＣ世界バンタム級王者・山中慎介（帝拳）が自身の失敗した１２度目の防衛戦に挑むが「そういうのを見てやりたい気持ちが強くなるかも」と語った。