コラレス　練習公開　何度聞かれても答えず「金曜日に分かる」

ベルトを肩にファイティングポーズを決めるコラレス
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　ボクシングのＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ１２回戦（３１日、東京・大田区総合体育館）で同級２位・内山高志（３７＝ワタナベ）の挑戦を受ける同級スーパー王者ジェスレル・コラレス（２５＝パナマ）が２５日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。

　シャドーボクシングにミット打ちと軽めの練習で、ミット打ちでは下がりながらのワンツーやハンドスピード抜群のトリプル打ちなどを披露。内山を２回ＫＯした４月は前日計量で１回目に体重オーバーしたため、減量についての質問が飛んだが「日本の寒さも考慮して練習を積んできた。前回も最終的にはクリアしたから減量失敗じゃない。今回もきちっと体重をつくってきた」ときっぱり。それでも、何度聞かれても現在の体重は答えず「金曜日（計量当日）に分かる」とけむに巻いた。

　前回は序盤のラッシュで内山から３度ダウンを奪ったが「今回はさらにパワフルに練習をしてきた。初戦とは比べものにならない」と自信タップリ。「内山も練習してリングに上がってくるだろう。作戦も考えているだろうが、俺も作戦は８、９つ持っている。相手のミスを誘い、つけいるつもりだ」と話し、前回の試合前に「判定で勝つ」と予告したことを問われると「今回も同じ。判定で勝ちたい。判定まで行くつもりで２０ラウンド以上戦える練習を積んできた。内山が俺に勝つならＫＯするしかない」とスタミナに手応えを示した。４月は計量時にマスクで顔を隠すパフォーマンスも見せたが、「今回もマスクは用意した。計量当日はマスク姿になって、試合ではマスクを取って“インビジブル（透明人間の意）”になる」とご機嫌で話した。