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村田 世界戦実現へアピールだ「米でいい試合見せる」

[ 2016年7月12日 05:30 ]

ファイティングポーズを取る村田諒太

ミドル級ノンタイトル戦10回戦 WBC4位・村田諒太―ジョージ・タドニッパ

(7月23日 米ネバダ州ラスベガス)
 ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田がプロ11戦目へ向け都内で練習を公開した。

 3ラウンドのスパーでは鋭いワンツーを何度も打ち込んだが「バランスが良くなかった」と反省。それでも元WBC米大陸ミドル級王者のタドニッパについて「独特のタイミングを持っているが、そこまで変則的でもファイターでもない」と分析し、「いい形で勝てると思う」と自信を示した。自身2度目のラスベガス進出は世界戦実現への貴重なアピールの機会。「ボクシングは自分のためと思っていたが、お客さんやファンのためにやるという意識が芽生えてきた。米国のお客さんにいい試合を見せたい」と誓った。

 ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡がプロ転向を発表し、新たな刺激も受けた。「ここでまた同じプロの世界に立つのは不思議。同じボクサーという前に一親友として活躍を応援したい」とエールを送った。

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