王者・田口「打ち合って倒す」　大みそかに２度目防衛戦

２度目の防衛戦に向けてスパーリングを公開した田口

　世界ボクシング協会ライトフライ級タイトルマッチ（３１日・大田区総合体育館）で同級７位のルイス・デラローサ（コロンビア）の挑戦を受ける２９歳の王者、田口良一（ワタナベ）が２２日、東京都内で練習を公開し「盛り上がる試合が自分の信条。打ち合いに持っていって倒したい」と２度目の防衛へ意気込んだ。

　２ラウンドの予定だったスパーリングを１回増やし、カウンターを繰り出す場面が目立った。「相手は振ってくる。ベストタイミングでカウンターを当てられると思う」と自信を見せる。昨年の大みそかに王座を奪取して１年。１１月に風邪をひいたというものの問題はないようで「やれることはやってきた。状態は上々」と笑顔で語った。