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内山 V11で来春米進出だ!無敗の前WBA王者と交渉中 会長が明言

[ 2015年12月22日 05:30 ]

公開練習で強烈なパンチを打ち込む内山(右)

プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 内山高志―オリバー・フローレス

(12月31日 大田区総合体育館)
 大みそかに11度目の防衛戦に臨むWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が都内で練習を公開した。今回勝てば、いよいよ来春にも念願の米国進出が実現しそうだ。

 所属の渡辺均会長(65)は防衛成功後の次戦について前WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と「話をしている。(大みそかで)内山にケガがなければ決まるんじゃないか」と交渉中であることを明言した。

 ウォータースは元世界5階級制覇王者のドネア(フィリピン)にKO勝ちした無敗のビッグネーム。内山は故障を繰り返した右拳が完治し、5月末に左肘の遊離軟骨除去手術をして「こんなに万全なのは5年ぶりくらい」となったことで、渡辺会長も「ちょうどいいタイミング」とゴーサインを出した。

 もし大みそかでつまずくようなら米国進出の話も立ち消えになる。「判定だろうとKOだろうと圧勝したい。話が具体的に進むような試合にする」。フローレス戦は夢の実現に向けて弾みをつける意味でも大事な一戦だ。 (柳田 博)

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