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世界最高360億円マッチ、PPV購入者殺到で45分ゴング遅れ

[ 2015年5月4日 05:30 ]

世界ウエルター級王座統一戦 ○WBA・WBC王者フロイド・メイウェザー(38) 判定 ●WBO王者マニー・パッキャオ(36)

(5月3日 ラスベガス)
 現地時間午後8時15分(日本時間3日午後0時15分)開始予定だった一戦は、ゴングが約45分遅れた。中継するテレビ局が番組ごとに課金するPPV(ペイ・パー・ビュー)の購入者が当日に殺到。技術的な問題が発生し、番組開始が遅れたという。

 今回のPPVはハイビジョン視聴料金が約100ドル(約1万2000円)と通常より高額ながら、300万世帯での視聴と3億ドル(約360億円)の収益が見込まれる。従来の248万世帯(07年、メイウェザーVSデラホーヤ)、1億5200万ドル(約182億4000万円=13年、メイウェザーVSアルバレス)の記録更新は確実だ。

 米経済誌フォーブスは入場収入も新記録の7500万ドル(約90億円)、総収入は4億2000万~4億4000万ドル(約504億~528億円)に達すると予想。PPV収入などを加えた最終的なファイトマネーがメイウェザー1億8000万ドル(約216億円)、パッキャオ1億2000万ドル(約144億円)にはね上がるとされることも「世紀の一戦」と呼ばれる理由だ。

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2015年5月4日のニュース