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宮崎 5回KO勝ち 減量失敗ヘロヘロ負けから再起「もう1回世界王者に」

[ 2014年9月16日 19:52 ]

5回、トビダ(手前)からダウンを奪いKO勝ちする宮崎

50・0キロ契約 宮崎亮 5回1分9秒KO イカル・トビダ

(9月16日 東京・後楽園ホール)
 プロボクシングの元WBA世界ミニマム級王者で日本ライトフライ級7位の宮崎亮(26=井岡)が16日、東京・後楽園ホールで再起戦に臨み、50.0キロ契約(リミット同)のノンタイトル8回戦でインドネシア同級4位のイカル・トビダ(30=インドネシア)と対戦。宮崎が5回1分9秒にKO勝ちした。通算戦績はそれぞれ宮崎の25戦21勝12KO1敗3分け、トビダは23戦10勝8KO13敗。

 宮崎は序盤から軽快な動きを披露。バックステップで相手のパンチをかわし、右アッパーや右フックをヒットさせた。そして迎えた5回、右フックでトビダの顔面を打ち抜きダウンを奪い快勝した。

 プロ初黒星を喫した昨年大みそか以来の再起戦を飾った宮崎。前回は減量苦で意識もうろうとしたまま計量に臨む大失態を演じ、試合も3回KO負けした。今回は49・7キロで、300グラムの余裕を持って契約体重の50キロをクリアしていた。

 宮崎は「世界王者にならないとおもろない。もう1回世界王者に」と2階級制覇を新たな目標に掲げた。

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