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一翔 世界前哨戦で「再起を飾りたい」フットワークに自信

[ 2014年9月16日 05:30 ]

計量を終えてパブロ・カリージョ(右)とファイティングポーズをとる井岡

フライ級ノンタイトル戦 WBA5位・井岡一翔 VS WBA14位・パブロ・カリージョ

(9月16日 東京・後楽園ホール)
 ダブル世界前哨戦の前日計量が都内で行われ、フライ級で3階級制覇を目指す井岡はリミット(50・8キロ)ちょうどでパスした。プロ初黒星を喫した5月のアムナト戦より肩周りの筋肉が盛り上がり「積み重ねてきたことが今につながっている」と自信を見せた。

 今回は特にフットワークを強化。5階級制覇のシュガー・レイ・レナード(米国)を参考に、常に有利な距離を保つ意識を徹底。父の一法会長は「リングを大きく使い、素早くステップインする。下半身のスピードを意識して取り組んだ」と胸を張る。

 対戦するカリージョは足を使ってリズムに乗るタイプ。特訓の成果を試すには格好の相手となる。井岡は「ここまで来たら自信を持ってリングに上がるだけ。世界戦の舞台に立てるよう再起を飾りたい」と意気込んだ。

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