×

村田に最大限のサポート 浜田代表「厳しい、難しい挑戦になる」

[ 2013年4月12日 18:03 ]

村田諒太のプロ転向発表記者会見に出席した(左から)三迫ボクシングジム会長の三迫仁志氏、村田諒太、日本ボクシングコミッション森田健氏、帝拳プロモーション代表浜田剛史氏

 ボクシングのロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(27)が12日、東京都内で会見し、プロ転向を表明。「世界チャンピオンを目指します」と目標を語った。

 村田は、1964年東京五輪バンタム級金メダリストの桜井孝雄さん(故人)も所属した三迫ジムからデビューする。ミドル級は世界でも激戦区だが、挑戦する階級について「プロモートしてくれる方々にお任せしたい」と話し、一つ下のスーパーウエルター級などミドル級前後の階級も視野に入れるという。

 会見には帝拳プロモーションの浜田剛史代表(52)が同席。海外にもネットワークを持つ帝拳ジムが練習環境やマッチメークなどで三迫ジムを支援することも発表された。浜田代表は最大限のサポートを約束し、「スピード、パワー、テクニック全部を持っていないと世界王者になれないと言われる。厳しい、難しい挑戦になると思う」と話した。

 ▼村田の高校の先輩でWBCバンタム級王者、山中慎介の話 楽しみです。最大の強みは日本人離れした体の強さ。レベルが高いのでプロにも対応できると思う。27歳のデビューですが、焦らずしっかりキャリアを積まないといけない。慌てず力をつけてほしい。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月12日のニュース