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京太郎 世界ランカー破る ヘビー級日本選手初!

[ 2012年9月19日 22:13 ]

チャウンシー・ウェリバーに判定勝ちし、喜ぶ藤本京太郎

 格闘技K―1の元王者で、ボクシングの日本ヘビー級1位の藤本京太郎(角海老宝石)が19日、東京・後楽園ホールで世界ボクシング評議会(WBC)同級15位のチャウンシー・ウェリバー(米国)と対戦し、3―0で判定勝ちした。これで日本選手として初めて、最重量級のヘビー級で世界ランキングに入る見通しとなった。

 26歳の藤本は動きの重い相手に対し、的確なボディーブローなどでポイントを稼いだ。試合後は「格闘技の神様が味方してくれた。相手のパンチが全部見えた」と興奮気味に話した。

 昨年の大みそかにデビュー。ことし6月に空欄だった日本ランキングの1位に入り、55年ぶりの同級ランカーとなった。戦績を5戦全勝(3KO)とし「勝ったからといって満足していない。これからも上にいけると思う」と意欲を示した。

 29歳のウェリバーはWBCの地域タイトルなどを持つ実力者で、戦績は65戦53勝(20KO)7敗5分けとなった。

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2012年9月19日のニュース