京太郎「世界ランカーに」勝利で確実→ソニービル戦つかむ

計量を終えた藤本（左）とウェリバー

ヘビー級１０回戦 ＷＢＣ世界同級１５位チャウンシー・ウェリバーＶＳ日本同級１位藤本京太郎

（9月19日 後楽園ホール）
　都内で前日計量が行われ、ウェリバーよりも１１・１キロ軽い１０２・４キロだった京太郎は「世界ランカーに入ればお金も降ってくると思う。今はファイトマネーが上がるのがモチベーション」と勝利への意欲を口にした。

　試合当日にはラグビー元ニュージーランド代表ＣＴＢで、ボクシング東洋太平洋ヘビー級１位ソニービル・ウィリアムズ（２７＝パナソニック）が来場する。京太郎が勝利すればＷＢＣの世界ランク入りは確実。陣営はそれを“餌”にウィリアムズ側と交渉し、空位の東洋太平洋同級王座を懸けた対戦プランを描いている。

　国内での対戦が実現すれば、ウィリアムズの所属するパナソニック社員が大挙して会場におしかけることが予想され、チケットの完売は必至。京太郎は「まずは勝たないと」と目を輝かせていた。