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新婚の興毅、必勝宣言“リングの中心で、愛を叫ぶ”

[ 2012年4月4日 06:00 ]

<WBA世界戦前日計量>計量を終え、ポーズをとる亀田興毅。見事な「たこやき腹筋」も復活

WBA世界バンタム級タイトルマッチ 亀田興毅―ノルディー・マナカネ

(4月4日 横浜アリーナ)
 ボクシングのダブル世界戦の前日計量が3日、都内で行われ、4選手が一発でパスした。

 結婚後初戦を迎える亀田興毅興毅は栄養ドリンクを流し込むとベストセラー恋愛小説のタイトルをもじってこう言った。「今それなりに結果を残せてるのは(夫人が)ずっと一緒にいてくれたから。感謝してるし、感謝の気持ちをリングで伝えたい。まあ“リングの中心で、愛をさけぶ”やな」。中学校の同級生で亀田プロモーションの役員を務める夫人(25)とは12年の交際を実らせ3月3日に結婚。会場で観戦する愛妻にリング上から愛の言葉を贈る。自宅を出る時はいつも「行ってくるよ~て言って、チューして出掛けてる」という熱々ぶりを見せつける。

 そのためにも絶対に勝つ。骨折を抱えながら調整した前戦とは違い今回は不安がない。自ら「たこやき」と形容する「割れた腹筋」も完成し完璧に仕上がった肉体に「絶好調のバロメーターや」と自ら太鼓判を押した。

 減量もスムーズに終え、規定体重の53・5キロで計量をクリアし、体調も万全だ。一方の相手は800グラムアンダーで仕上がりに疑問が残る。「触れさせない。パンチ一発ももらわへん」。完全勝利した興毅がリングの中心で、新妻への熱い愛のメッセージを口にする。

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2012年4月4日のニュース