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山中冷静 挑戦者の口撃に「口では勝てないので拳で…」

[ 2012年4月4日 06:00 ]

<WBC世界戦予備検診>予備検診を終えファイティングポーズをとる山中(左)とダルチニャン

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介―ビック・ダルチニャン

(4月6日 東京国際フォーラム・ホールA)
 予備検診が3日、都内で行われた。山中慎介(29=帝拳)とビック・ダルチニャン(36=オーストラリア)は初対面を硬い表情で終えたが、写真撮影後の会見では公開練習で言いたい放題だったダルチニャンの口が、再び火を噴いた。

 「山中の印象?やつが俺に罰せられるのに変わりはないので特にない」と意味不明な発言。理由を聞かれると「そんなのただ一つ。俺の対戦相手だからだ。山中を破壊する」と吠えた。

 先に行った会見で「思ったより身長が高いのでパンチを当てやすい」と話していた山中だが、さすがに目の前で暴言を聞くと「よくしゃべるね。口では勝てないので、拳で倒します」と静かに闘志を燃やした。

 リーチは山中、胸囲はダルチニャンがそれぞれ10センチ上回った。2人のスタイル、性格をそのまま表す測定結果だが、いずれにしても勝負はリング上でつけるしかない。

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