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4項目で上回った粟生余裕「大きいかと思ったけど意外」

[ 2012年4月4日 06:00 ]

<WBC世界戦予備検診>予備検診を終えファイティングポーズをとるターサク(左)と粟生

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 粟生隆寛―ターサク・ゴーキャットジム

(4月6日 東京国際フォーラム・ホールA)
 4項目で挑戦者のターサク・ゴーキャットジム(30=タイ)を上回った王者・粟生隆寛(27=帝拳)は「僕の方が身長が高いので(胸囲など他の部分は相手の方が)もっとサイズが大きいかと思ったけど意外」と話した。

 前戦は調整を失敗し9位の相手に苦戦したが、今回は違う。帝拳ジムには粟生専用のエアロバイクが導入された。エアロバイク導入は創設60年以上の歴史がある同ジムで初。異例の待遇を受け粟生は順調に準備を進めている。試合直前は減量苦で精神的に追い詰められるのが普通だが、2日の練習でも「会話をしながら気分良くできている」と余裕があり体調も万全だ。

 一方、王者と初対面したターサクは「チャンピオンのオーラを全く感じなかった」と王者を挑発するような言葉を口にした。

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2012年4月4日のニュース