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魔裟斗 鋭い蹴り健在!1年5カ月ぶり“現役復帰”

[ 2011年5月8日 06:00 ]

安廣(左)と対戦後に笑顔を見せる魔裟斗

 「東日本大震災復興支援チャリティ・ファイトイベント」は7日、六本木ヒルズ・アリーナで行われ、K―1ワールドMAX元世界王者の魔裟斗(32)が現役時代さながらのファイトを披露した。

 09年大みそかのDynamite!!以来1年5カ月ぶりにリングに立った魔裟斗は、第1試合の緒形戦では鋭いローキックを披露。2試合目の安広戦ではTシャツを脱いで積極的に前に出て激しく打ち合った。試合後には乱入してきた渡辺にもキックを浴びせて会場を沸かせた。

 魔裟斗は「不安もあったが多くの人が集まってくれてよかった」と2486人のファンに感謝しつつも、試合については「思うようなパンチが出せなかった。昔ならもっといろんなパンチを出せた」と苦笑い。現役復帰は「100%ない」と否定したものの「被災地でチャリティーならやりたい」と“次戦”に前向きだった。

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