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和毅 最後まで攻めの姿勢!大差判定19連勝

[ 2011年5月8日 06:00 ]

4R、亀田和毅(左)はネイサン・ボルシオにパンチを見舞う

 亀田3兄弟の三男・和毅が7日、兄・興毅の前座のノンタイトル10回戦で完勝を収めた。初めて地元大阪のリングに上がった和毅は、最大10ポイント差をつける文句なしの3―0判定で19連勝。リング上でマイクを握ると「大差で勝ったからええ。KOだけがボクシングちゃう」と10ラウンドをフルに戦ったことへの手応えを強調した。

 序盤は左ボディーでペースをつかんだが、ガードを固めて前に出ない相手に決定打を打ち込むことはできなかった。それでも最後まで攻める姿勢を崩さず、攻撃的なボクシングを展開した。

 次戦は7月8日に福岡で行われるWBC世界ユースタイトルマッチで、初のメーンを務める。和毅は「勝って勉強することの方が大きい」と詰め切れなかった点を修正して臨む。父・史郎氏が示唆している年末の3兄弟そろっての世界戦実現へ。亀田家の“最終兵器”は完成形へと近づいていく。

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2011年5月8日のニュース