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6階級制覇のデラホーヤTKO負け

[ 2008年12月7日 16:34 ]

ウエルター級ノンタイトル戦の6回にパッキャオ(右)の左パンチを浴びるデラホーヤ

 ボクシング世界王座6階級制覇のオスカー・デラホーヤ(米国)が、アジア勢で初めて4階級を制した世界ボクシング評議会(WBC)ライト級チャンピオンのマニー・パッキャオ(フィリピン)とウエルター級(66・6キロ)の契約で対戦したノンタイトル12回戦は6日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、パッキャオが8回終了、TKO勝ちする波乱を起こした。

 身長で約10センチ上回るデラホーヤが有利と見られたが、スピードに勝るパッキャオが左の有効打で先手を取り、一方的な展開にした。8回終盤には攻勢を強め、9回開始前にデラホーヤ陣営が続行不可能を決断した。
 デラホーヤの戦績は45戦39勝(30KO)6敗、パッキャオは53戦48勝(36KO)3敗2分けとなった。(共同)

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2008年12月7日のニュース