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小堀、ドン・キング氏の前でKO宣言

[ 2008年5月19日 06:00 ]

世界的プロモーターのドン・キング氏(中央)と対面し、驚いた表情を見せる小堀(右)。左は王者アルファロ

 19日のゴングを前にWBA世界ライト級タイトルマッチの調印式と前日計量が18日、東京・後楽園飯店で行われた。挑戦者・小堀佑介(26=角海老宝石)、王者ホセ・アルファロ(24=ニカラグア)ともに計量を一発パス。世界初挑戦となる小堀は、王者のプロモーターを務めるドン・キング氏も駆けつけた前日会見で「絶好調。中盤までに試合を終わらせたい」と堂々と言い放った。

 小堀は千葉敬愛高時代には吹奏楽部に所属し、コントラバス担当で全国大会に出場した経験を持つ異色のボクサー。ボクシングを始めたのも吹奏楽部のレベルの高さに挫折し、辞めるためのきっかけに過ぎなかった。そんな小堀がデビューから26戦目でつかんだ念願の世界戦の舞台。勝てばガッツ石松、畑山隆則に続く日本人3人目の同級王座獲得となるだけに「挑戦者らしい試合をしたい」と意気込んでいた。

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2008年5月19日のニュース