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亀田兄弟メキシコへ 練習の拠点に

[ 2008年5月11日 20:12 ]

 協栄ジムから契約を解除され、所属先がなくなった元世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級チャンピオンの亀田興毅と、大毅の兄弟が11日、メキシコで練習するため成田発の航空機で出発した。現地で試合の予定はなく、当面はメキシコ市を拠点に練習を続けるという。

 9日に協栄との決別が正式決定して以降、初めて記者会見した亀田興は「3階級制覇の夢は変わらない」などと前向きな言葉を重ねた。移籍やジム新設での独立といった、国内で試合をする環境が整っていない現状は把握しており、「日本で(練習環境の)形ができるまでは時間があるし、当分メキシコでやる」と話した。
 帰国の予定は決まっておらず、今年中にフライ級で世界挑戦する計画については「考えてはいるが、ある程度形をつくらないことには」と歯切れが悪かった。

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2008年5月11日のニュース