侍ジャパンに合流した大谷翔平、中日との試合前練習で3年前の「伝説」再現“注目”

[ 2026年2月27日 08:00 ]

記者の質問に答える大谷
Photo By 代表撮影

 録音した音声を聞き返してみたら、質問した自分の声はいかにも「あわあわ」していた。目の前に大谷翔平。50代も半ばを過ぎたおじさん記者も思わず緊張してしまった。

 26日、大谷が侍ジャパンに合流した初日の記者会見。代表質問が終わると真っ先に手を上げた。

 「3年前も名古屋で合流したと思うんですけど、その時に試合前の練習で外でフリー打撃をやったと思うんですが…。明日明後日、ファンの前でフリー打撃を見せへ、いただけりゅような機会はありましゅでしょうか?」

 終盤にいくにつれてぐだぐだになる「ダメだこりゃ」な言い回し。そんな記者のあわあわした質問に、大谷はビシッとはっきり答えてくれた。「やりたいな、とは思っています」。27、28日の中日との試合前練習で、3年前の「伝説」を再現すると約束してくれた。

 23年3月4日。その時も記者はバンテリンドームで取材をしていた。27スイングで9本の柵越え。推定160メートル弾を含む3発を5階席に叩き込み、ファンとチームメートの度肝を抜いた。

 普段は疲労蓄積を回避するため、大谷は試合前のフリー打撃は基本的には行わない。それでも見せてくれた「SHO―TIME」。口を開けながら見ていた記者は、高々と上がった打球が無重力のようにいつまでも落ちてこないことに驚いた。長く現場で取材をしているが、こんな打球は見たことがない。

 27、28日と中日との壮行試合2連戦。チケットを持っている人は、一分一秒でも早く球場に来ることをお勧めする。世界中でも大谷にしかできない、圧巻の打撃を生で目撃することができるからだ。(スポーツ部・鈴木 勝巳) 

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