巨人・阿部監督 日本一奪回&チーム再構築へ新人台頭期待「全員にチャンスがある」

[ 2026年1月14日 05:30 ]

新人選手の前で話をする阿部監督(中央)=撮影・光山 貴大
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 巨人阿部慎之助監督(46)が13日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムでスタートした新人合同自主トレを視察した。主砲だった岡本和真内野手(29)がブルージェイズに移籍し、チーム再構築が求められる今季。2年ぶりのリーグ優勝と日本一奪回には新人選手の若い力が必要とし、新戦力の台頭を期待した。

 プロ野球人生の第一歩を踏み出したルーキーに、阿部監督が大きな期待を寄せた。快晴のジャイアンツタウンスタジアム。初々しく合同自主トレのスタートを切った11選手の1軍キャンプスタートについて「全員にチャンスがあると思う。2026年度から新しいジャイアンツをつくる。新人を抜てきするのは出てくると思う」と期待を口にした。

 自身も1年目からチャンスをものにした。中大から逆指名のドラフト1位で入団した01年。当時の長嶋茂雄監督に抜てきされ「8番・捕手」で開幕スタメン出場しプロ人生が始まった。初打席で右中間適時二塁打を放つなど結果で応え、球界を代表する捕手へと成長。今季の新人は支配下6選手中5人が大学生か社会人の即戦力だけに、1軍起用される可能性は十分にある。

 チームも再構築が求められる。岡本がポスティングシステムを利用してブルージェイズへ移籍。4番が抜けた穴は大きいが、新人にとってはチャンスが広がったともいえる。指揮官は今季のレギュラーを白紙としており、新人が競争に加わることはチーム力の底上げにもつながる。

 練習前には緊張気味の新人選手の前で訓示も行った。「合同自主トレはアピールの場だと思ってやってほしくない。とにかく1年間毎日続けられる体力と、プロ野球選手、人としての姿勢を学ぶ期間だと思って、手を抜かずにやってください」。強調したかった「人としての姿勢」はあいさつや返事、準備といった人間力を磨くことで、それがプロとしての活躍につながるとした。ドラフト1位の竹丸(鷺宮製作所)は「しっかり体をつくって2月のキャンプを迎えたい」と背筋を正した。

 2年ぶりのV奪回を目指す就任3年目、年始に引いたおみくじは「吉」。「いいんじゃないですかね」。若き力も結集して、秋には優勝の吉報をファンに届ける。(青森 正宣)

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