ヤクルト・奥川 来季目標は初の規定投球回到達 脱力投法で中6日守り切って完走だ

[ 2025年12月28日 05:30 ]

石川県白山市のイオンモール白山店でトークショーに出演したヤクルト・奥川(撮影・小野寺 大)
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 1年間投げ抜くために力を抜く。ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が27日、地元・石川県の白山市で行われたトークショーに出演。地元ファンの前で来季の目標に「規定投球回到達」を掲げた。目標達成へ、今オフは脱力投法取得に着手。中6日での先発ローテーションを死守し、最下位からの反攻への貢献を誓った。

 地元ファンの熱気に、言葉も自然と熱を帯びた。奥川が投げる試合を直接、見たいと言ったファンへの答え。「僕がしっかり中6日でローテーションを回れば(登板日が)予想しやすくなる。頑張ります」。地元・石川県から登板日に合わせて観戦が可能になるようにという約束だった。

 18試合で4勝8敗の今季は後半戦で5度など自身初の中6日を経験し、3年ぶりに100投球回に到達した。7年目の来季は中6日で1年間完走し、規定投球回(143回)クリアを目標に設定。「やらなきゃいけない。池山監督にもそうやって期待してもらっているので、期待に応えたい」と新監督の下で最下位からの雪辱へ、自身が鍵を握っている自覚をにじませた。

 テーマは「脱力」だ。今秋のフェニックス・リーグでは、力を抜いて投げることを意識。年間通して投げ抜くために不可欠な疲労軽減と、一気に力を放出することによる球威の向上にもつながる。「ゆっくり投げる。タイミングやフォームのバランスが合わないと力が入る。つかんだ感覚を持って、そのバランスの中で出力を上げられるように」と説明した。

 アドバイザリー契約を結ぶ磁気健康ギア「コラントッテ」のトークショーは、地元・石川を元気づけたいと志願し2年連続で地元開催。用意された100席をはるかに超える約300人のファンが集まった。「自分のためにもチームのためにもたくさん、たくさん投げる」。地元やチームの思いを背負って毎週、必ずマウンドに立つ。(小野寺 大)

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