【惜別球人】日本ハム・若林 第二の野球人生開幕 新庄監督も評価した「人間性」で次世代スター育成

[ 2025年12月26日 05:30 ]

若林晃弘
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 10月のドラフト会議では将来の球界を担う若手選手たちが指名を受けてプロの門を叩いた。一方で、多くの選手が今季限りでの引退や、他球団への移籍など新たな人生をスタートさせることになった。今年まで所属したチームから去りゆく選手を2回に分けて紹介する、年末恒例の「惜別球人」。日本ハムは若林晃弘(32)。

 新たな挑戦だ。日本ハムで現役引退を決めた若林は、古巣・巨人の3軍ディフェンスコーチ(内野守備走塁)に就任。第二の野球人生が始まる。

 「僕もケガをしてチャンスを逃したところもある。ケガで仕事ができないことへの責任感は教えていかないといけない」。両打ちの内外野を守れる万能プレーヤーとして、巨人時代は19、20年のリーグ連覇に貢献。しかし、度重なるケガにも悩まされた現役生活だった。24年3月に日本ハムへトレード移籍後は、加入直後に左太腿裏肉離れを発症するなど、2年間でわずか5試合の出場にとどまった。

 ただ、日本ハムで過ごした2年間は財産だ。優しい人柄は巨人時代から変わらず、誰からも愛された。「違う環境で選手、監督、コーチ、スタッフの皆さんと出会えたことは、今後の野球人生においてはプラスになる」と出会いに感謝する。日本ハムからも球団スタッフのオファーはあった。新庄監督からは「(両球団から)お誘いがあるのは、ワカの人間性を評価してくれる人がいっぱいいてくれたからだね」と優しい言葉を贈られた。端正な顔立ちもあり「若様」の愛称でファンに親しまれた男は、古巣で次世代のスター選手を育てる。 (田中 健人)

 ◇若林 晃弘(わかばやし・あきひろ)1993年(平5)8月26日生まれ、東京都出身の32歳。桐蔭学園から法大、JX―ENEOS(現ENEOS)を経て、17年ドラフト6位で巨人入りし、18年5月12日の中日戦でプロ初出場。24年3月に日本ハムへトレード移籍。1メートル80、79キロ。右投げ両打ち。

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