侍ジャパンの選手の肖像権 選手会への帰属求める 統一契約書16条は適用されないと主張

[ 2025年12月20日 05:30 ]

侍ジャパンのユニホーム
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 日本プロ野球選手会が侍ジャパンの選手の肖像権について、12球団と日本野球機構(NPB)に肖像権を選手会へ帰属させるよう求めていることが19日、分かった。両者の主張は平行線をたどり、交渉がまとまらなければ、WBCへ向けた来年2月の侍ジャパン合宿に影響する可能性も否定できないという。

 侍ジャパン選手の肖像権は、統一契約書16条に準じて出場契約を交わすNPBエンタープライズに帰属している。選手会は「選手の肖像権は球団に帰属する」と定めた同16条は、侍ジャパンには適用されないと主張。11月の韓国との強化試合でも宮崎合宿の直前まで交渉を続け、最終的にまとまらなかったために、交渉継続を前提に出場契約を交わしていた。

 NPB選手の肖像権を巡っては、00年代に裁判で争われた。選手側が球団の肖像権管理に異議を唱えて提訴。大規模な訴訟となり、最終的に10年に最高裁が選手側の上告を退け、球団の肖像権管理を認めている。選手会は、選手が球団と交わす統一契約書と侍ジャパンの出場契約書は別という考え方だが、主張が認められるには難しい部分もある。ドジャース・大谷の出場表明でWBCへ盛り上がりを見せる一方で、交渉の行方が注目される。

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