ソフトバンク 逆転黒星発進も…復帰した近藤健介が先制打を含むマルチ!!

[ 2025年10月26日 06:00 ]

SMBC日本シリーズ2025 第1戦   ソフトバンク1―2阪神 ( 2025年10月25日    みずほペイペイD )

<ソ・神>初回、先制適時打を放つ近藤(撮影・岸 良祐) 
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 SMBC日本シリーズ2025は25日に開幕し、ソフトバンク阪神に1―2で逆転負けした。黒星スタートとなったが、左脇腹痛から復帰した近藤健介外野手(32)がさすがの打撃を披露。初回に先制の中前打を決めると、8回には左越え二塁打を放った。シーズン最終盤、クライマックスシリーズ(CS)を欠場したが、ブランクを感じさせない活躍。5年ぶり12度目の日本一へ、第2戦以降もそのバットに期待がかかる。

 今季ポストシーズン初出場でマルチ2安打に1打点。さすがの近藤だった。

 「絶対にランナーを還そうと集中しました。しっかりスイングを仕掛けにいった中で、いいアプローチができたと思います」

 14年以来、11年ぶりとなった阪神との日本シリーズ。左脇腹痛が癒え「4番・DH」でカムバックした。初回2死二塁の1打席目から天才打者ぶりを発揮する。フルカウントから先発・村上の高め148キロ直球をきっちりと中前にはじき返した。先制タイムリーで沸き上がるベンチに向かって右拳を突き上げた。

 腰、左かかと、左脇腹…。今季は痛みを抱えながら満身創痍(そうい)でプレーし、チームをリーグ優勝に導いた。リーグ2連覇を達成した翌日に登録抹消となり、リハビリ組に移管された。「日本シリーズに戻るためリハビリしてきた。テレビを見ていて、みんなが心強かった」。日本ハムとのCSファイナルS出場は見送られたが、日本シリーズに合わせ、1点を追う8回1死でも及川から左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 CSファイナルSでチームが開幕2連勝した後に3連敗を喫すると、ロッカーにいた栗原に電話でエールを送った。「全然、打たないんで。しっかり打てと言っておきました」とニヤリと笑っていたが「何とか突破してほしい」というメッセージを伝えていた。チームは日本シリーズで14年以来の黒星スタートとなったが、小久保監督は「振れるのは確認してたのでね。明日です」と近藤の回復ぶりには安心した様子だった。

 試合後、近藤は反撃を期し、栗原と屋内で打ち込んだ。「切り替えて、また明日。(阪神は)応援が凄いし、打線のバランスがいいし、中継ぎもいい。1点勝負になると思うけど、チャンスをものにできるようにしたい」。5年ぶりの日本一へ。近藤の責任感、覚悟は強い。 (井上 満夫)

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