大谷翔平WS初本塁打も焼け石に水…ドジャース投壊で大敗喫し黒星発進 敵地静まらせる一発にも笑顔なし

[ 2025年10月25日 12:27 ]

ワールドシリーズ第1戦   ドジャース4―11ブルージェイズ ( 2025年10月24日    トロント )

ワールドシリーズ<ブルージェイズ・ドジャース>7回、大谷は2ランを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 第121回ワールドシリーズ(WS)が24日(日本時間25日)に開幕し、連覇を狙うドジャース大谷翔平投手(31)は敵地でのブルージェイズ戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席で自身WS初本塁打を放ったが、チームは投手陣が崩れ大敗を喫し、初戦を落とした。

 初回の第1打席は相手先発の新人右腕・イエサベージに2ボール2ストライクからスプリットにバットが空を切り、三振に打ち取られた。第2打席は2回にE・ヘルナンデスの適時打で先制し、なおも2死満塁の好機で迎えたが、低めスライダーで一ゴロに打ち取られ、追加点は奪えなかった。5回の第3打席は2番手左腕・フルーハティに見逃し三振に倒れた。

 6回に救援陣が打ち込まれるなど一挙9失点し、2―11と大量リードを許した直後、7回1死一塁で第4打席を迎え、相手4番手・フィッシャーの低めカーブを捉えると、打球は右翼フェンスを越えた。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離357フィート(約108.8メートル)、打球角度41度の一発は自身ワールドシリーズ初本塁打。今ポストシーズン(PS)6本目のアーチで意地を見せた。PS通算では9発目で、松井秀喜が持つ日本選手のPS通算最多本塁打記録の10本にあと1本まで迫った。

 ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)は第4戦で3本塁打と7回途中無失点&10奪三振の投打の活躍でMVPを獲得。17日(同18日)に行われた同戦から1週間、期間が空いたものの実戦感覚を落とすことはなかった。

 9回2死の第5打席はバッターボックスに向かうと、敵地スタンドから「We don't need you」(君は要らない)とヤジが飛んだ。ブルージェイズは23年オフに移籍先の最終候補に残ったチームであることから、敵地ファンが皮肉めいた声を浴びせたが、冷静に四球を選んで出塁。ただ、次打者・ベッツが三振に倒れゲームセットとなった。

 チームは3回までに2点を奪う幸先の良い試合運びを見せたが、先発・スネルが4回に同点2ランを被弾。2―2の6回に2四死球で無死満塁のピンチを招いて降板すると、後を継いだシーハンが2本の適時打を浴びるなど、1死しか奪えず3失点。3番手・バンダも流れを止められず、バーガーにWS史上初の代打満塁本塁打を浴びるなど、2被弾。この回一気に9点を失い、試合を決定付けられた。

 直後に大谷が2ランを放ったものの焼け石に水。一発こそ出たが大敗で初戦を落とし笑顔はなかった。

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