日本ハム・田宮 CS先発可能性ある達&福島から2打席連発「後輩たちには申し訳ないことを」

[ 2025年10月8日 06:00 ]

紅白戦   紅組5―2白組 ( 2025年10月7日    エスコンF )

<日本ハム紅白戦>2回、先制ソロを放つ田宮(撮影・高橋 茂夫)
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 ポストシーズンへ弾みの2発だ。日本ハムは7日、本拠地で11日からオリックスと激突するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(エスコン)に備え、「真剣勝負の特別試合」と題して紅白戦を開催。紅組の「5番・捕手」で先発出場した田宮裕涼捕手(25)が、2回の先制ソロを含む2打席連発と快音を響かせた。自身初となった昨季のCSファーストSでは3試合に出場して無安打に終わった悔しさを糧に、逆襲を誓った。

 完璧な2発にも、試合後の田宮は複雑だった。今季何度もバッテリーを組んできた高卒4年目コンビの達、福島からの連弾。ポストシーズンでも登板する可能性がある後輩たちからのアーチに、少しばかり申し訳なさそうに振り返った。

 「後輩たちには申し訳ないことしたなと思ったんですけど。僕の調子を良くしてくれたかなという。分からないっすけど」

 まずは2回1死で迎えた1打席目。1ボールから達のカットボールを強振し、右翼フェンス奥のブルペンへ突き刺す先制ソロを放った。さらに、3回2死一塁では2番手・福島から右中間スタンドへ運ぶ2ランで“プロ初”の2打席連発だ。「シーズン終盤は真っすぐを打てていなかったので、そこは一つ良かったかな」と、CSへ弾みの2発に手応えを口にした。

 プロ7年目の今季は79試合に出場し打率・253、キャリアハイの5本塁打をマーク。チーム最多の65試合で先発マスクをかぶったが、ソフトバンクとデッドヒートを繰り広げた最終10試合は打率・097と失速した。「まずタイミングとポイント。そこが良くないと打てない」と、ポストシーズンへ修正してきたシュアな打撃は取り戻しつつある。

 田宮にとって雪辱の舞台でもある。自身初めてとなった昨年のCSは、計4試合に出場して8打数1安打。ロッテとのファーストSでは、4打数無安打に終わった。「昨年は初めてのCSで、何もかもが初体験だったので。今年は昨年経験している分、昨年とはちょっと違った入りができるかなと感じています」。プロ入り後初の短期決戦に屈した田宮はもういない。シーズン2位からの逆襲へ、準備は整った。(清藤 駿太)

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