ソフトバンク・牧原大成と柳町達が首位打者へガチンコ勝負! 小久保監督「“2人で決着を付けろ”と」

[ 2025年9月29日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-1西武 ( 2025年9月28日    ベルーナD )

<ソフトバンク祝勝会>ビールかけする柳町(左)と牧原大 (撮影・尾崎 有希)
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 首位打者へガチンコ勝負だ――。ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)が、リーグ2連覇達成から一夜明けた28日、打率1、2位の牧原大成内野手(32)と柳町達外野手(28)に対し、同条件で打席を与えて競わせる意向を示した。同日の西武戦前に両者に伝え「4番・DH」で両者を起用。柳町は2打数無安打、牧原大は3打数1安打だった。打率4厘差。残り3試合で正々堂々、決着をつける。チームは逆転勝ちし、5連勝とした。

 昨季の近藤に続く、ソフトバンクから2年連続の首位打者誕生へ。リーグ連覇を決めたこの日、小久保監督が左の巧打者2人に対して号砲を鳴らした。

 「2人を部屋に呼んで話しました。“2人で決着を付けろ”と言いました。これから、恨みっこなしで正々堂々、戦わせていく。きょうはタツル(柳町)がDHで2打席後、牧原(大)に代わる」

 リーグ残り4試合となった西武戦前に柳町と牧原大に伝えられた。試合前の時点では牧原大がリーグ1位の打率・299、柳町が2位の・296だった。柳町が「4番・DH」で先陣を切ったが、西武・隅田の前に一ゴロ、空振り三振の2打数無安打で・295にダウン。一方、牧原大は2―1の6回2死からの1打席目に得意の初球打ちで中前打し、7回2死満塁と9回2死一塁では凡退。3打数1安打で打率・299と、ほぼ維持した。

 実現すれば育成出身で初の首位打者となる牧原大だが「優勝マジックもそうですけど数字を気にしてやっていない。別に、特に何もないですよ。ケガなくやるだけ、頑張るだけ」と冷静だ。逆に柳町は「もう、なるようにしかならないので。見え方は悪くないですし、自然体で狙いますよ」と対照的だった。

 両者の今後の打順に関しては指揮官は「2、3番だったり、1、2番もある。上位で回せば4打席はくるので」と説明した。実際に、試合前のコーチミーティングで小久保監督から首位打者タイトル争いの提案がされた。毎試合の打順を指揮官に提案し、了承を得る村上打撃コーチは「同じ条件にして争わせるのはきょう、決まった。他(の球団)選手に獲ってほしくないので頑張ってほしい」と激励を加えた。

 柳町は出塁率・385もリーグトップをキープする。「最高出塁率に加えて、近藤さんのように2冠が取れたら最高ですね。残り少ない打席数で牧原さんと2人で競う。楽しみの方が多いです」と力強くファイティングポーズを取っていた。(井上 満夫)

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