広島・床田寛樹 6回4失点で遠い10勝 自己ワースト11敗も「登板機会があれば頑張るしかない」 

[ 2025年9月18日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1―6阪神 ( 2025年9月17日    マツダ )

<広・神>6回、追加点を許した床田(撮影・大森 寛明)
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 広島・床田寛樹投手(30)が17日、また苦杯をなめた。降雨で開始が1時間10分遅れた阪神戦(マツダ)に先発し、6回を7安打4失点(自責2)。3年連続2桁10勝に王手をかけて以降3戦3敗で、自己ワーストを更新する11敗目を喫した。試合は1―6で敗れ、2年連続のシーズン負け越しが確定。同カードは03年以来の18敗(6勝)を数え、きょう18日の最終戦に勝って同年の球団ワースト19敗を阻止したい。

 3年連続2桁10勝を目指した登板で、またしても涙をのんだ。6回109球を投げ、7安打4失点(自責2)の粘投。自己ワーストを更新する11敗目を喫した床田は、憂いに満ちた表情で試合のターニングポイントに言及し、結果を悔いた。

 「いい打者なので、ホームランよりマシかなと思う。ただ、結果を見れば、そこがもったいなかったと思うので、打たれてもいいからストライクを投げるべきだったかな…と」

 同点の6回、先頭・森下に与えた四球。今季は試合前時点で対戦打率・222と比較的好相性だったが、この日は前2打席で先制打を含む2安打を許していた。この出塁を契機に厳しいボールを拾われ、そこに味方の失策が重なった。

 続く大山の左前打で無死一、三塁にピンチが拡大すると、木浪にも勝ち越し打を中前へ運ばれる。いずれも外角低めの変化球。さらに中川の三塁線への送りバントが内野安打となり、佐々木の一塁悪送球が重なって3点目を、1死後、代打・原口の遊ゴロで4点目を、それぞれ失った。

 「慎重にいくのは分かるけど、先頭(の四球)が結果的にもったいなかったかな」

 新井監督はそう振り返り、バント処理に走りながら途中で断念した床田にも言及した。

 「あそこまで行ったら捕らないと。サード(佐々木)は(ベースに)戻るんで。展開的にあそこはサードで刺したいところなので」

 投手陣をけん引してきた主戦左腕ながら、10勝が遠い。8月26日の巨人戦で9勝目を挙げて以降、9月に入って3戦3敗。前回までの直近2戦は序盤で大量失点しており、防御率9・00と苦戦する。思い起こせば、昨年の9月以降も5試合で0勝4敗、同6・65と打ち込まれた。

 「(登板機会が)あれば頑張るしかないので、頑張りたい」

 指揮官は「2桁まであと1勝だから、もちろん投げてもらう」と明言した。きょう18日の対阪神最終戦で、63、03年の球団ワーストに並ぶ19敗目阻止が懸かるチームはもちろん、床田にも、今季最終登板になるかもしれない次回にいま一度奮起し、意地を見せてもらいたい。(江尾 卓也)

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