若菜嘉晴氏 「もう1点もやらない」「何が何でも1点を守り切る」選手鼓舞した新庄采配

[ 2025年8月23日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3ソフトバンク ( 2025年8月22日    エスコンF )

<日・ソ>コーチらと勝利のハイタッチを交わす新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 【若菜嘉晴氏 視点】北山が中村、今宮に一発を浴び「経験の差」で押し切られてしまうのかと思ったが日本ハムが勝った。流れを引き寄せたのは新庄監督の采配。天王山を楽しんでいるように動き選手たちを鼓舞した。

 北山が同点とされると玉井に交代。先に継投に入った。「もう1点もやらない」というメッセージ。7回上原が3人で抑えると、我慢して使ってきた万波に勝ち越し弾が出た。ここでも動く。当たっている野村が8回に打席が回ってくるにもかかわらずベンチに下げ中堅に矢沢、左翼に五十幡を入れた。近藤を打ち取り右打者の山川を迎えたところで矢沢を左翼、五十幡を中堅。左の中村の打席でも2人を入れ替えた。「何が何でも1点を守り切る」という新庄監督の強い思いが選手に伝わったように斎藤が速球で押し切り、柳川がピンチをしのいだ。今後の戦いに向け収穫になる継投になった。

 第2戦は苦手の有原。第3戦にはモイネロが来る。まずは有原をどう攻略するか。キーマンは清宮幸。この試合の適時打でエスコンフィールドの空気が変わったように不思議な力がある。有原を叩けば視界が開けてくる。(スポニチ本紙評論家)

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